

フォーラムレポート⑥多文化共生×防災
「多文化共生×防災~身近な問題から多文化共生を考える」 ゲスト 菊池哲佳さん(仙台国際交流協会)...
コーディネーター 山西優二さん(早稲田大学文学学術院教授) 多文化共生というと、国際交流協会などの拠点がない逗子ではなかなか取り上げられて こなかったテーマだと思います。それを社会福祉協議会や市役所、「多文化交流くらぶ」の 有志が「多文化共生プロジェクト」として、問題意識の発掘からスタートしたのが去年。
今回は第2弾として企画したシリーズの1回目が、「国際文化フォーラム」の 最初のプログラムとして実現しました☆ 参加は想定以上の約60人。会議室に用意していたイスが足りず、急きょ他の部屋から 持ってきたほどでした。 内容的には、まずはネパールと韓国出身のお二人に、東日本大震災のとき、 緊急対応用の表示が日本語で困ったなどの体験を話していただき、日本人参加者からも、 震災がきっかけで地域の防災組織に関わった、当時は小学生で集団下校したなど、 みなで当時を思い出すことから始まりました。 そしていよいよゲスト・スピーカー菊池哲佳さんの登壇です。


フォーラムレポート⑤ものづくり&世界の絵本
この部屋では、
①カンガ(アフリカの布)を使ったアクセサリーやガーランド作りと、 ②フェアトレードオーナメントを使ったクリスマスリース作りという2つのワークショップが 隣り合わせでスタート。
午後には『イルカの星』という絵本の日本語と韓国語での「読み語り」に音楽と踊りも 加わって、癒しに満ちた空間が実現しました。 それぞれについて簡単にレポートすると... ★クリスマスリース作りには小学生の親子も参加し、集中してオリジナリティあふれる 素敵なリースが完成。フェアトレードのコーヒーや紅茶をオーナメントの一部に使った リースもでき、コーヒー豆の良い香りがしていました。 ★カンガは、ガーランド作りが大人気。午前は小学生、午後は高校生で満席状態で、 明るくパワーに溢れたアフリカの色彩に包まれ、ものづくりの熱気に溢れていました。 ★読み語りは、ピアノ、ギター等の生演奏、ダンスをバックに展開。
小学生から、お年寄りまで幅広い年代の方の参加で部屋が一杯になり、静かな癒しに満ちた 空間から紡ぎだされる言葉に、時間を忘れる1時間でした。 この部屋は壁に民族衣